だんだんできていく、少しずつそろっていく。毎号ワクワク「分冊百科」、大健闘。

テーマやジャンルを絞った事柄について定期的に分けて刊行し完成させる方式の出版物を「分冊百科」、または「パートワーク」「ファイルマガジン」などと呼ばれています。イタリア生まれのこの出版形態は、本来、百科事典や文学全集、画集 […]

“デジタル耳”には新鮮です。再発見、「カセットテープ」の魅力。

デジタル化が進んで音楽がデータになってしまった時代に、あの忘れられかけた存在の「カセットテープ」が、再燃の兆しを見せています。 2年ほど前から世界的にカセットテープ市場が賑わいを増し、騒々しくなってきました。 米国の老舗 […]

大手と中小の格差拡大。思うように回らない「回転寿司」経営。

低迷する外食産業の中にあって、ひとり気を吐いている勝ち組が「回転寿司」業界です。デフレを追い風にこの10年で売り上げは約1.5倍、いまや6000億円市場に成長しました。しかし、ライバル間の競争は熾烈さを増し、年々激化。生 […]

“黒子”からの脱皮。「段ボール」自身が主張し始めました。

私たちの暮らしの様々なシーンに関わり、当たり前のように存在している「段ボール」。あまりにも“黒子”的で、ついそのありがたみを忘れてしまいそうになりますが、その段ボールにいま、成長産業としての熱い視線が注がれています。 急 […]

増える需要、足りない人材。政府やドラマが後押し、「家事代行サービス」

共働き世帯の増加、さらに高齢者世帯や単身者世帯も増えていることなどを背景に、近年、家事の担い手の多様化が進んでいます。その担い手の一つが、「家事代行サービス」です。 「家事代行サービス」とは、家庭における日常的な家事全般 […]

しっかりデジタルと使い分け。若者には新鮮な、「アナログレコード」の世界。

 21世紀には消滅してしまうかもしれないとささやかれていた「アナログレコード(以下、レコード)」市場が再燃の兆しを見せ、いまや世界的ブームとなっています。 ブームの中心は、ノスタルジックな思いでレコードを手に取るシニア世 […]

どんどん新しい用途を創り出して、「マスク」はいまや通年アイテムに。

2016年の国内家庭用マスク市場の規模は、昨年比5.6%増。ここ5年で52%も伸びています。最近では使途の多様化・細分化が進み、季節を問わず通年使用に対応する“高付加価値マスク”が注目され、市場を押し上げています。 マス […]

新たな観光資源に育つか。インフラ構造物を鑑賞する、「土木観光」がブームに。

10年ほど前、“工場萌え”という言葉をよく耳にしました。コンビナートや工場の夜間照明、煙突・配管・タンク群の人工的構造美を愛でる人たちの趣向を指す言葉で、写真集の出版や見学ツアーなど、デジカメの普及やネットの力もあって、 […]

らしくない日本酒。これからの乾杯は、発泡性日本酒の「あわさけ」で。

見た目(ボトルデザイン)にもオシャレで、口当たりのよい飲みやすい日本酒として、「スパークリング(発泡性)日本酒」の人気が高まっています。日本酒が苦手な人が感じる、鼻につく独特のニオイや重くまったりした飲み心地、高いアルコ […]

惜しい、さみしい”の声届かず。止まらぬ、地方百貨店の大量閉鎖。

街の顔として市街地の中心に位置し、商店街の核となって地域経済をけん引してきた地方百貨店の閉店が、全国で後を絶ちません。 昨年2月、[そごう・西武]が「西武春日部店」を閉店。次いで「西武八尾店」「西武筑波店」を今年2月に閉 […]