まず、地元に愛されることが大切です。定着した「命名権ビジネス」の“いま”。

 スポーツ施設や公共の建物などに企業名やブランド名を付ける権利、「命名権=ネーミングライツ」が本格的にビジネスとして確立され始めたのは90年代の後半。日本では2003年、「東京スタジアム」(東京・調布)が「味の素スタジア […]

いつも一緒にいたいから! 拡大する「ペット同伴」市場。

 一人暮らしや高齢世帯の増加、少子化の進行などに伴い、犬や猫などのペットは飼い主にとって家族の一員、“コンパニオン・アニマル(伴侶動物)”という考え方が定着しました。それに伴い、飼い主はいっそうペットにお金と手間をかける […]

増えながら進化しています、「セルフレジ」。

 1990年代前半に米国で登場した「セルフレジ(セルフチェックアウトシステム)」。バーコードスキャナーを備えた端末機に、客が購入する商品を読み取らせて清算するレジで、袋詰めまでのすべてを客自身が行います。日本では、200 […]

音楽市場の新たな収益源に。期待高まる、「ハイレゾ」。

 レコードからCD、さらにはMP3へと変遷してきた音楽の複製文化の歴史は、“圧縮”の歴史だともいえます。  スタジオで収録された原音(マスター)はデータ量が多過ぎて、そのままではCDに収録することができません。そこで生ま […]

ライセンス契約の打ち切り。屋台骨を失ったとき、企業は?

 昨春、英国の高級ブランド[バーバリー社]と[三陽商会]のライセンス契約が、今年6月で打ち切られるというショッキングなニュースがアパレル業界をかけ巡りました。1970年に契約を結んで45年間。[三陽]にとっては、売上高の […]

米国が、「和食ブランド」研鑚の地として選ばれる理由。

 2年前に「和食」がユネスコの無形文化遺産に登録が決定。海外攻略を計画する日本の食業界にとっては力強い追い風となったにちがいありません。農林水産省も世界の料理界へ向け、日本食材の活用推進(made FROM Japan) […]

異業種の農業参入。企業に根付くか、「機能性野菜」栽培。

 本来は全く含まれていない栄養成分を新たに加えたり、もともとごく僅かしか含まない栄養成分の含有量を高めたりした野菜が、“天然のサプリメント”と言われ、いま話題の「機能性野菜」です。リーフレタスやホウレンソウ、ハーブ類など […]

コンセプト勝負です。まるごと生活提案型の「ライフスタイルショップ」。

 洋服、家具、雑貨、書籍、ヘルスケア、アクセサリーなどというように、衣食住の生活全般にまつわる様々な商品を同一空間の中で展開する「ライフスタイルショップ」が注目を集め、広がりを見せています。なかにはカフェやギャラリー、エ […]

温故知新のサービス。現代に甦った「置き売り」商法。

 江戸時代に広がったとされる“富山の薬売り”。行商人が箱に入った薬を無償で顧客の家に預け、年2回程度訪問して利用した分だけの代金を徴収。その際、薬の補充や交換を行うという「置き売り」商法です。そんな“売れた分だけビジネス […]