現代ニッポンの象徴。進化をやめない、「自動販売機」市場。

 設置台数だけを見ると米国に次いで2位ながら、面積当たりの密度では世界トップの“自販機大国”ニッポン。2000年の560万台をピークに、その後は若干の減少傾向を見せながらも、2014年の台数は約504万台と健闘しています […]

スポーツ用品メーカー、久々に訪れたテニスブームを、しっかりレシーブ。

 近年、消費者ニーズの多様化、新スポーツの台頭、若年層のスポーツ離れといった要素が重なり、テニス人口は10年間で50万人近くも減少(2013年「日本テニス協会」調べ)。コート数も大幅に減り、名門テニス施設の閉鎖や用品市場 […]

人の声がしない空間こそが、最高のおもてなし。今どき貴重な「無言カフェ」。

 さまざまな業態に浸透している“おひとり様”文化。最近、そのコンセプトを究極に特化させたカフェが注目を集め、口コミなどで話題となっています。  おしゃべり厳禁の「無言カフェ」です。  東京・高円寺にある「アール座読書館」 […]

未知との遭遇! エンタメ市場の最強兵器、「体験型劇場システム」上陸。

 苦戦が続く映画業界。大画面テレビやスマホ、タブレットなどの普及によって、場所も時間も選ばずに映画を楽しめる時代となったいま、わざわざ映画館に足を運んでもらうには家庭や端末レベルで体験できない新たな価値の提供が求められて […]

こんなところでも萌えてます。とにかく元気!「〇〇女子」、増殖中。

 昨年登場して話題になった「カープ女子」に続く新たなキーワードとして浮上しているのが、プロレスに萌える「プロレス女子」、略して「プ女子」などと呼ばれる存在です。野太い男性ファンの声ばかりだった試合会場に、アイドルのライブ […]

“待ち”から“攻め”へ。ネットで販路拡大、「中古車販売」市場。

 2014年の中古車販売台数は、2年連続マイナスの前年比3.6%減で過去最低を記録しました(日本自動車販売協会連合会)。消費増税による新車販売低迷の波をもろに被ったかたちです。しかし中古車販売各社は、この窮状をチャンスと […]

まず、地元に愛されることが大切です。定着した「命名権ビジネス」の“いま”。

 スポーツ施設や公共の建物などに企業名やブランド名を付ける権利、「命名権=ネーミングライツ」が本格的にビジネスとして確立され始めたのは90年代の後半。日本では2003年、「東京スタジアム」(東京・調布)が「味の素スタジア […]

いつも一緒にいたいから! 拡大する「ペット同伴」市場。

 一人暮らしや高齢世帯の増加、少子化の進行などに伴い、犬や猫などのペットは飼い主にとって家族の一員、“コンパニオン・アニマル(伴侶動物)”という考え方が定着しました。それに伴い、飼い主はいっそうペットにお金と手間をかける […]

増えながら進化しています、「セルフレジ」。

 1990年代前半に米国で登場した「セルフレジ(セルフチェックアウトシステム)」。バーコードスキャナーを備えた端末機に、客が購入する商品を読み取らせて清算するレジで、袋詰めまでのすべてを客自身が行います。日本では、200 […]

音楽市場の新たな収益源に。期待高まる、「ハイレゾ」。

 レコードからCD、さらにはMP3へと変遷してきた音楽の複製文化の歴史は、“圧縮”の歴史だともいえます。  スタジオで収録された原音(マスター)はデータ量が多過ぎて、そのままではCDに収録することができません。そこで生ま […]